
昼にどうしてもカレーを食べたくなり、西中島南方にある旬香唐さんに行ってきました。
大阪はカレー王国として知られていますが、地域によって種類に偏りがあり、新大阪周辺では貴重なスパイスカレー屋さんとして有名なお店です。
スパイスカレーと言えば近年ブームになりつつある新しいカレーの形で、有名なのはロッダグループのカレーでしょう。
テレビでも特集されるほどの人気ぶりで日本人には媚びていない現地のカレーの味として紹介され、更なるブームを呼んでいます。
そんな折に新大阪周辺でスパイスカレーを探してみると新大阪から地下鉄で一駅足をのばした西中島南方にあるとのことで行ってきました。
西中島南方にある旬香唐は平日限定営業の人気カレー屋
早速西中島南方へ向かうと見えてきたのは居酒屋の構えをしたお店。
どうやら昼はカレー屋、夜は居酒屋という間借りカレーのようで、営業は平日の火曜、水曜、木曜のみとのこと。
営業時間も11時30分から14時30分の3時間のみというかなり限定された時間しか空いていないお店でした。
店の前には椅子が3席おいてあり、既に2名が座っていたので3席目に着席。
しばらく待ちます。
そして待つこと10分ほどで店内に案内、カウンターが7席、テーブルが4人席のテーブル席が3つほどの合計19人ほどが入れるお店でそこまで広くはありませんでした。
ちなみにネットで情報を見ていると割と待つことも珍しくないようなので、早めに行くかランチの時間帯をずらすと良いかもしれません。
旬香唐の三種類のカレー
早速注文しようとメニューを見ると以下の三種類のカレーが!
・旬の魚介出汁カレー
・旬野菜とつくねキーマ
・あいがけカレー
この選択肢ではじめて食べる人は最早あいがけ一択!!な選択肢だったので、あいがけカレーを注文します。
そして、出てくるのを待っていたのですが、これが結構待ちました。
時間にして15分から20分ほど。
まあおっちゃん1人が頑張って作っていたので仕方ないかなと思いつつ見渡しているとメニューに「当店のコダワリは裏面を見て下さい」という気になる文字が!
時間つぶしに裏面をひっくり返します。
どうやら具材は季節によって変わるようですし、お米を豆腐に変更することもできるみたいですね。
これは炭水化物を気にする人にとっては嬉しいメニューですよね。
そうこうしているうちにカレーが届きました。
いざ実食!あいがけカレーは三度美味しい!
とどいたあいがけカレーは以下のように左側が魚介、右側がつくねとしっかりと分けられており、非常に美味しそうです。
このあいがけカレーが届いた時に店員さんから「最後は混ぜて食べてみてください」との一言。
スパイスカレーの醍醐味とも言えるぐちゃまぜをここでもしっかりと推奨していました。
店員さんからの温かい一言も受けた上でいざ実食!
まずは旬野菜とつくねキーマを頂きます。
口に入れた瞬間、ほんのりと広がる辛味、その中でもしっかりと味がするつくねキーマの肉の味がマッチしてたまらないカレーとなってました!!
次に頂くのは魚介出汁のカレー。
こちらにはなんと牡蠣がトッピングされているという贅沢仕様。
人参やパプリカを刻んだトッピングと一緒に頂きます。
こちらのカレーは魚介出汁とあるだけあって水分が多めでシャビシャビのカレーです。
先程のつくねカレーとは全く違う食感で楽しませてくれ、こちらもまた美味しいカレーとなってました。
そして最後はスパイスカレーの醍醐味、全ての具を混ぜて食します。
全ての具とルーを混ぜるとまたもや違った味が顔を出し、楽しませてくれます。
この全て混ぜて食べるとさらに美味しくなる!!
というのがスパイスカレーの良いところですが、旬香唐のカレーも全て混ぜることで更なる味の深みを出していました。
旬香唐のカレーはスリランカカレーとはまた違い、少し和風の深みを感じることができるカレーに仕上がっており、純和風な風合いです。
多分、ルーにしょうゆやみりんなどの和風出汁を少し使っているのだと思いますが、スリランカカレーとは少し風合いの違う風味を感じさせるように味付けすることで旬香唐ならではの美味しさを引き出しています。
純和風なスパイスカレーという表現が一番似合っているカレーとなっていますので、一風変わったスパイスカレーとして食べることができる新たなカレーです。
まとめ
新大阪近辺では珍しいスパイスカレーを提供してくれる旬香唐。
スパイスカレーをお探しの方は新大阪から一駅だけ足を伸ばして西中島南方に向かってみては?