
SNS上で話題沸騰の「あなたの番です」
11話のラストで衝撃の部屋を公開した401号室の木下あかね。
彼女の存在が翔太たちを真実に向けて
「この段階で私までたどり着いちゃいますか。ちょっと早いなぁ」
の発言の意図は何だったのか?
部屋の中のゴミに真実に近づくものはあるのか?
と様々な疑問を残し、公開された401号室の扉の向こう。
ゲームが始まる少し前のお話として木下あかねの姿が描かれます。
目次
「あなたの番です」の「扉の向こう」を見る方法
木下あかねの生態
木下あかねはフリーライターとして生きている事が明らかになり、今回はその密着映像「expert」という形で語られます。
インタビュアーとして韮沢隆(篠原悠伸)が密着しているようです。
フリーライターとして生きる木下あかねは仕事を選ばない女。
様々な編集者との繋がりを持っており、4つの携帯電話を使い分けている事が明らかになります。
成人向け週刊誌編集者用携帯(ガラケー)
ティーン向けファッション雑誌用(スマホ)
取材用(スライド式ガラケー)
プライベート用(スマホ)
更にもう1つ。
話題になっていた山崎育三郎を飾っている神棚に置いてある長編小説用専用スマホ
あるテーマでの長編ノンフィクション小説を5年かけて書き、それを持ち込んだ編集者からの連絡待ち専用のスマホだそう。
そちらのゴーサインがかかった場合にのみ上述した神棚のスマホあてに掛かってくるようで、正に人生がかかったスマホとなっています。
その長編ノンフィクション小説のタイトルは
『極秘 読んだら呪う』
ノンフィクションという事で内容に審査が長引くほどの問題点があるという事のようです。
来るもの拒まずの仕事スタイル
ある日かかってきたティーン向け携帯電話への着信。
依頼内容は
「10代人気インフルエンサーの記事」
ざっくりとした依頼にいら立つ木下ですが、来るもの拒まずのスタイルなので依頼はきっちりと受けます。
そして早速情報収集開始。
仕事に没頭している木下は若者に人気のカリスマインフルエンサーの裏アカウントを見つけます。
どうやら情報収集の腕は確かなようです。
そのアカウントを映すように言われたインタビュアーは画面を映すとそこには仕事に対する愚痴やファンに対する悪口が。
この裏アカウントの話を早速ティーン向け雑誌の編集者へ電話する木下。
木下としては「イメージが良くない」ので特集組むのやめておいた方がいい。
という話を切り出しますが、編集者には「たまに出す正義感がうっとうしい」と言われます。
確かな信念のもとに仕事をしている木下にとってはあまり気が進まない内容のようです。
しかし、相手にされないとなると今度は週刊誌編集者へ電話をかけ、裏アカウントのネタ提供を呼びかけます。
しかし、ここでもとりあってもらえない。
今回は不発。
すると唐突に「わ~!!!」と叫びながら部屋を出ていきました。
向かった先は部屋の手前にあるクローゼット。
するとそこからおもむろに袋を取り出し、封を開け、中身を吸い出します。
一見すると薬物系か?と疑われるようなその姿に動揺を隠せませんが、実はその空気は山崎育三郎の吐いた息!!
舞台事にラベル付けされてクローゼットの中に格納されているようです。
ミュージカルを愛している木下にとって山崎育三郎は神!!
生きがいのようですね。
するとそこへミュージカル仲間からの電話。
この時に上述した携帯以外にも更に4台の携帯電話を持っている事が明かされました。
用途は不明ですが、ミュージカル仲間用の携帯以外にもいくつか持っていそうです。
木下あかねの黒い服の意味
ある日、黒い服を着ている理由を唐突に問われます。
「これは喪服なんです。私は毎日、喪服を着ていなければならないんです。」
「それはなぜ?」
「嘘です。」
「私、嘘つく女です。黒が好きなだけです。」
と言い切ります。
「自分とは違う、普通じゃない何かに憧れてこの仕事やってんのかも。」
遂に鳴った電話
インタビュアーである韮沢隆(篠原悠伸)と一緒にミュージカルチケット奪取の為、電話をかけまくる木下。
その時、神棚にかざってあるスマホが鳴ります。
遂にその時が!!
というテンションで真剣に電話をとる木下。
しかし、電話を切ると
「ダメだった」
の一言で沈黙が流れます。
「読者がノンフィクションに求める衝撃が足りない。」
衝撃と言うのは例えば人が死ぬような殺人事件、特に連続殺人や猟奇殺人といった凶悪であればあるほど良いのだそうです。
「そう都合よく人殺しなんて起こんねーよ」
と言ってまた育三郎の空気を吸いにいきます。
何の本を書いたのか?
という質問に
「ひよこ鑑別師の本」
と答えました。
と、ここまでが「expert」という木下あかね密着ドキュメンタリーの内容。
そしてこのドキュメンタリーが「すみだ大学卒業生のその後を取材したドキュメンタリー制作」という企画の一環である事が明かされます。
しかしどこかに電話をかけたインタビュアーは「密着終わったよ~。ただの暗い女だった。あと、ミュージカル好き。」という評価。
何となくお蔵入りになりそうな雰囲気ですね。
事件を求める木下
その夜、「人が死ぬ」と言いながら「死」「殺人」「連続殺人」とパソコンに打つ木下。
「都内マンション連続殺人事件」
という文字を打ち付けます。
まるでキウンクエ蔵前での殺人事件を望んでいたかのように。
あなたの番です 「扉の向こう」 401号室で明らかになった事
「扉の向こう」401号室編で明らかになったのは以下の事実でした。
木下あかねの新事実
- 常時持つ携帯電話は9つ以上ある
- 携帯電話の5台は用途が明らかにされたが、他4台は用途不明
- 長編ノンフィクション小説を書きボツになった
- 衝撃的なノンフィクション小説を書きたい
- 連続殺人が発生したら小説にしようとしている
- 都内マンション連続殺人事件を望んでいる
連続殺人事件を本にするという事は確実に目論んでいると思われる描写があったので、今回のゲームの話は願ったり叶ったりという状況なのは間違いないですね。
しかし、実態として木下本人が殺人を犯すと言うよりもノンフィクションとして追っていたい人だと思うので、犯人という線は薄まりました。
何らかの鍵を拾ってくる人物なのではないでしょうか。
まとめ
「あなたの番です 扉の向こう 401号室」のネタバレはいかがだったでしょうか?
木下にはノンフィクション小説を書いて世界を変えたい思惑があるのでしょうが、そういった思惑がある以上、犯人としてではなく追っていく側としての役割を担っていると思われます。
木下が拾ってきたゴミの中から新事実が浮かび上がる事を期待ですね。
合わせて読みたい
【あなたの番です】「扉の向こう」202号室の黒島沙和編のネタバレ!
【あなたの番です】「扉の向こう」301号室の尾野幹葉編のネタバレ!